コラム〜電子申告完全対応(e-taxとe-Ltax)までの道〜
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2008年2月 今年も所得税確定申告の時期が来た・・・・・
いまから、1年前、私の「電子申告完全対応への道」が開かれた!!
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| 1 自分の所得税確定申告(平成18年分) |
税理士会へ自分のICカードを申し込む。
送られてきたカードと一緒に、CD-ROMが1枚。
「日本税理士会連合会電子証明書 ICカードドライバ」という名であった。実は、あとでくわしく書くが、これがお客さんの「電子証明書等特別控除」を適用されるのにネックになった。
次に用意したのが、「ICカードリーダー」。税理士会で検証済みのものは、接触、非接触の両用タイプで高い。また、税理士専用なので、もし不具合が生じても情報開示が遅いのではなかろうかという不安もあった。
そこで、自己責任で、一般用を探してみた。購入したのは、「シャープ RW4040」。接触のみのタイプで安かった。
返品不能で購入したので、使えないかもなあ?と思いながら、セッテング。
無事、ICカードを認識しました。(あくまでラッキーだったかもしれません。もし、税理士の方のこのリーダーを使う際は、自己責任にてご使用下さい。)
とまあ、ここまでやった後、お客さんの所得税の確定申告モードに突入。・・・このときの確定申告は、紙ベースです。
平成19年3月11日、お客さんの確定申告は、すべて終了。
3月15日、え、無料相談??(正確には、町の無料相談会の助っ人。)があったので、この年は、3月12日に全部終わらせて13日と14日を予備日にしようとスケジュールしたんだっけ・・
さて、運命の3月11日、いよいよ、自身初の「電子申告」
いつものように、決算終了(ソフトは、「弥生会計」)。会計データを申告ソフト(所得税の達人;NTTデータ)にコンバート。
他の所得と控除を入力して、さあ、電子申告用データ作成へ。
「所得税の達人」には、電子申告用データ作成機能がない???
無料ソフト「達人PLUS」に電子申告用データ作成機能がついてました。販売戦略もあるんでしょうけど、使い勝手がいまいち・・。
気を取り直して、「E-TAXソフト」に取り込み。
緊張のサインの瞬間です。初めての電子署名。あっけなく終わりました。
最後は、送信。このあと、「メッセージボックス」を確認し、「送信票(兼送付書)」を印刷。
この「送信票(兼送付書)」と添付書類を用意。本来は、郵送でOKだったけど、お客さんの申告書もあったので税務署へ行って、手で提出。 ようやく終わりしました・・・・(このときは、添付書類の省略はできなかったので・・・)
結局、手間隙かけたけど、「便利だな」という実感はなかったですね。
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| 2 代理送信に挑戦 はじめは、開始届代理送信 |
平成20年に時を戻して、この年になって、開始届を提出した後、送られてきていた「利用者識別番号」が即時に入手できるようになった。
E-TAXのHPから、「e−Taxソフト開始届出代理送信マニュアル」を印刷して挑戦。
マニュアル通りにやれば、簡単でした。
注意点としては、「納税者用暗証番号」、「納税者用確認番号」を任意で設定してあげなければならない。ということでした。
ここで、気付いたのは、「e-Taxの受付システム」へのログイン。
ボタンなどがないのです。「送信」とか「電子証明書の登録」とかe-Taxのシステムにアクセスするときに「インターネットに接続します。」のメッセージがでて、「利用者識別番号」と「暗証番号」を聞いてきます。ここが、ログインの場面になります。
ここで、お客さんの「利用者識別番号」を使ってしまうと、代理送信にならないことがわかりました。
さて、無事に「開始届」を提出し、お客さんの「利用者識別番号」を入手。
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| 3 税理士の電子証明のみの代理送信(電子証明書等特別控除はなし) |
ここから、苦難が始まります。このお客さんは、納付も還付もないお客さんだったので、2月18日を待たずに申告しました。(つい数日前)
まず、使用ソフトは、「弥生会計08AE」と「e-Taxソフト」。
「所得税の達人H19版」を使おうとしたら、「弥生会計との連動コンパートメント」と「電子申告コンパートメント」がまだリリースされていなかったので、断念。
「e-Taxソフト」でお客さんの「利用者ファイル」を作成。
「弥生会計08AE」で所得税申告書と消費税申告書を電子データに変換。
これを「e-Taxソフト」に取り込む
税理士のICカードを使って「電子署名」
送信、このとき「受付システムへのログイン」になるので、税理士(私)の利用者識別番号と暗証番号を使う。
送信完了
「メッセージボックス」を見る。(このときのメッセージボックスは、税理士(私)のメッセージボックスです。)
新着メールをあけると「エラー」。 な、なんで?????????。
「受付システム」からログアウト。画面右上に「ボタン」があります。
利用者の選択に戻り、お客さんの「利用者ファイル」を空ける。
申告書の電子データを検証する。あっ!、「基本情報」に税理士の利用者識別番号が入力されていない!!!
これがエラーの原因でした。気を取り直し、e-Taxソフト上で入力して送信。無事終了。よかった・・・
ちなみに「弥生会計08AE」上で、「税理士の利用者識別番号」を入力は、どうするんだろう???
一応AEシリーズは、「会計事務所用」だから、入力できるはずと思っているのは私だけ・・・・
最後にE-Taxの申告データを見直したら、第1表から第5表まで付いていました。このときは、削除方法がわからなかったのでそのまま送信したけど・・・・まあ、大丈夫でしょう!!
でも、税務代理権証書は、送信できなかったみたいです。(後で、紙ベースで提出しよう・・・)
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| 4 TRY 青色決算書と所得税申告書を別々のソフトで作成して、電子申告はできるのか? |
結論 「e-Taxソフト」の仕様でできません。
たぶん、仕様書を取り寄せて、ソフトを自作すればできそうかな?と思います。
トライしたのは、青色決算書を「弥生会計08AE」で作成し、所得税申告書を「所得税の達人H19」で別々に電子データを作成して、「e-Taxソフト」に組み込もうとしました。
ダメです。できませんでした。どうしても、申告書が2つできてしまいます。
申告書のデータは「階層化」されているので、概念としては、フォルダー毎の管理がされていて、フォルダーの中における追加ができないようになっているという感じです。(各々の申告書フォルダーの下に、確定申告書、青色決算書のデータが格納される。)
例外が、添付書類のデータです。これは、フォルダーの中に組み込むことができるようなので、次回は、この機能をつかってトライしてみようかなと思っています。(税務代理権限証書の組み込みでこの機能が分かりました。)
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| 5 代理送信でお客さんの「電子証明書等特別控除」をとる!! |
結論、なんとかなりました。でも、パソコンが2台必要でした!!
ここは、一瞬「ドキッ」もしかしてできないか????と思ってしまいました。
問題は、お客さんのICカードの認識でした。
さて、最初から説明します。
今回、身内で確定申告をする人が、私をのぞいて2人いましたので、いろいろと実験することにしました。
1 住基カードの取得
私が住んでいるのは、神奈川県の二宮町というところなのですが、ここの役場に取りに行かせました。身分証明書があれば大丈夫といったのですが、印鑑(認印)も必要だということがわかりました。
ここの申請は、簡単にできたみたいで、1月末の申請で、カード作成まで1週間でした。
さて、1週間後、再度、役場に行ってもらい、ICカードとCD-ROMをもらってきます。
ここまでの費用は、1000円。
2 住基カードの暗証番号が2つある??
この時点で、私の身内の申告データは既に作成してあり、税理士(私)の電子署名もしておきました。
いよいよ、身内の住基カードによる電子署名です。
住基カードをカードリーダーに差し込む。アクセス状況よし。
おっ、暗証番号(パスワード)を聞いてきた。
「暗証番号は?」と身内に聞くと、「2つあるけどどっちの方」。「えっ」と私。
役場とかに聞いて分かったのは、1つは、住基カードのPINコード、もう1つが「公的個人認証サービスのパスワード」でした。
3 住基カードの電子署名をつける。
実は、上の暗証番号、2つとも試してみたんですが、「砂時計」がでて、とまってしまうんです。(WindowsXPでやっています。)
やっぱり「電子証明書の登録」をしないとだめなのかな??
身内の利用者識別番号で「受付システムにログイン」し、電子証明書の登録をトライ。
ダメ、砂時計です。「どうして〜」と事務所の中で叫び、一時休憩。
どこでアクセスできないのかな?と考え、税理士会からもらった「ICカードマネージャー」ソフトで住基カードを認識するかどうかをテスト。
案の定、暗証番号を入力後、「砂時計」
そういえば、役場からCD−Romをもらってきていたな。その名は、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」
「これだ〜」また、事務所で叫んでしまった。
ここで、疑問。税理士会の「ICカードマネージャ」と「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」を1台のパソコンにインストールして大丈夫なのか????
直感として、あぶなそう!! 危険!! の文字が頭に浮かぶ。
安全策をとって、もう1台のパソコンを住基カード専用にする。カードリーダーは使いまわそう。
さすがに、もう1台、e-Tax用にセッテングするには頭が回らないので、次の日にした。
翌日、住基カード用にすべてセッテング完了。
「E-Taxの利用者ファイル」を、住基カード用パソコンに移して、住基カードからの署名を試みる。
成功!!
よしよし。
4 送信へ
さて、送信だ。住基カード用パソコンから送信をトライ。税理士の「利用者識別番号」を使い、送信。
無事、成功。 なんとかなった。
来週から、お客さんに住基カードを持ってきてもらえば、「電子証明書等特別控除」が適用だ・・・・
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| 6 電子証明書等特別控除の疑問 |
お客さんの電子証明書は、登録しなくても適用なのかな??
「電子署名及び電子証明書を添付」が要件だけど・・・
電子署名を付けて送信はわかるけど、電子証明書は自動的についているのかな?受付システムに「電子証明書」を登録しなかったら、電子証明書を送ったことにならないのかな?
疑問はつきませんね!!!!
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| 7 弥生会計08AEで電子データを作るときの注意点 |
「電子証明書等特別控除」の欄は、入力できません。
e-Taxソフトに組み込んでから、e-Taxソフト上で入力をする必要があります。
e-Taxソフトで入力をしたら計算結果を確認する必要があります。一部は、自動計算されますが、自動計算しない項目もありました。
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| 8 最後に |
e-LTaxについても、手続きが終わりました。次回は、地方税に挑戦です。
なお、このコラムの内容に関して、電話、FAXでの質問、相談等はお受けできません。
メールを送っていただいても結構ですが、返信できるかどうかはわかりません。(確定申告が終わったあとならできるかも?)
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